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シンガポール、3月コアCPIは前年比+5.0% 予想下回る

2023年04月24日(月)16時29分

シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が24日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、民間道路輸送と住居費を除くコア項目の前年比上昇率が前年比5.0%だった。写真は2017年4月、シンガポールで撮影(2023年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 24日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が24日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、民間道路輸送と住居費を除くコア項目の前年比上昇率が前年比5.0%だった。

ロイターがまとめた市場予想は5.1%。2月は5.5%だった。

サービス、食品、小売り、その他の財価格で上昇率が鈍化した。

3月の総合インフレ率は前年比5.5%。ロイターがまとめた市場予想は5.6%だった。

メイバンク・インベストメント・バンキング・グループのエコノミストは、ウクライナ戦争で前年同月の物価水準が高かったことがインフレ鈍化の主因だと指摘。「総合インフレ率とコアインフレ率は緩やかに低下するだろう。MASによる10月の追加措置は予想していない」と述べた。

MASは今月、景気に配慮し金融政策の維持を決定。大半のエコノミストは追加引き締めを予想していた。

ロイター
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