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中国による台湾侵攻の差し迫った脅威ない=米空軍長官

2023年03月23日(木)17時20分

 3月23日、ケンドール米空軍長官は、中国による台湾侵攻の差し迫った脅威はないと米国は考えているが、台湾を防衛する準備はできていると表明した。シンガポールで撮影(2023年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 23日 ロイター] - ケンドール米空軍長官は23日、中国による台湾侵攻の差し迫った脅威はないと米国は考えているが、台湾を防衛する準備はできていると表明した。

当地で開かれた防衛技術に関する会議の合間に「差し迫った脅威はないと考えている。そうしたことが起きないことを望む」と語った。

「米国を巻き込むような侵略行為を考えている者は、非常に重大な間違いを犯している」とも述べた。

中国は「非常に攻撃的なことを数多く行っている」とし、南シナ海の「軍事化」もその一つと指摘した。

中国の気球が2月に米領空に飛来したのは「侵略行為」とした上で、「軍事的には深刻な脅威ではなく、再び起きる可能性は低い」との見解を示した。

また、米中は協力の縮小ではなく拡大に取り組むべきと訴えた。

ロイター
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