ニュース速報

ワールド

北朝鮮のICBM級ミサイル、米本土射程か 69分間飛行

2022年11月18日(金)12時52分

防衛省は18日、北朝鮮が大陸間弾道弾(ICBM)級の弾道ミサイル1発を東方向へ発射したと発表した。写真は北朝鮮国旗。2014年10月、ジュネーブで撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)

[東京/ソウル 18日 ロイター] - 北朝鮮は18日午前、米国本土が射程に入る可能性がある大陸間弾道弾(ICBM)級の弾道ミサイルを発射した。日本政府によると、ミサイルは69分間飛行し、北海道西側の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

岸田文雄首相は訪問先のタイのバンコクで会見し、「断じて容認できない」とした上で、北朝鮮に強く抗議したことを明らかにした。日米、日米韓で緊密に連携していくとした。船舶や航空機への被害は確認されていないという。

日本の防衛省によると、北朝鮮は午前10時14分ごろ、朝鮮半島西岸付近から東方向に向けて1発を発射。11時23分ごろに北海道渡島大島の西方約200キロのEEZ内に落下した。同省は飛行距離約1000キロ、最高高度約6000キロと分析し、意図的に高い角度で打つ「ロフテッド軌道」だったとみている。

国家安全保障会議後に会見した浜田靖一防衛相は、「飛翔軌道に基づいて計算すれば、弾頭重量などによっては1万5000キロを超える射程となりうるとみられ、その場合、米国本土が射程に含まれることになる」と述べた。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは2日連続。前日は東海岸の元山付近から短距離弾道ミサイル1発を発射。発射の数時間前に北朝鮮の崔善姫外相は談話を発表し、13日の日米韓首脳会談を非難し、米国が日韓との安全保障協力を強化すれば北朝鮮の軍事的対応は「一層激しくなる」と表明した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB金利据え置き、中東情勢の不確実性を指摘 年内

ワールド

原油先物5%上昇、IRGCが複数のエネルギー施設攻

ワールド

中国、27年までの台湾侵攻計画せず 米情報機関が分

ワールド

イラン新指導者「犯罪者は代償支払う」、政権幹部ラリ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポリ」が中東へ
  • 4
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 9
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中