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バイデン氏、中間選挙で共和党勝利なら「経済に混乱」と警告
11月8日の米議会中間選挙が迫る中で、バイデン大統領が野党共和党への批判を強めている。写真は10月24日、ワシントンの民主党全国委員会本部でスピーチするバイデン氏(2022年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 24日 ロイター] - 11月8日の米議会中間選挙が迫る中で、バイデン大統領が野党共和党への批判を強めている。
バイデン氏は24日の民主党全国委員会本部における演説で、共和党が議会を制すれば「経済に混乱を引き起こす」と警告。集まった人々からの歓声に包まれた。
ただバイデン氏は物価高対応を巡る風当たりが強く、支持率は50%を割り込んだまま。各種世論調査によると、中間選挙で下院は共和党の優位が決定的となっており、上院は与野党が伯仲している。
こうした中でバイデン氏は、共和党指導部が来年の新議会で債務上限引き上げの承認を拒絶する可能性を示唆している点をやり玉に挙げ、これが米国のデフォルト(債務不履行)を引き起こしかねないことから「共和党は経済を人質にしており、どう転んでも混乱に拍車をかけてしまう。彼らは経済を壊そうとしている」と主張した。
さらにバイデン氏は、社会保障などの義務的経費を共和党が削ろうとする試みは認めないと断言した。





