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英BP、北海と米シェール事業で短期的に石油・ガス増産目指す

2022年10月10日(月)11時46分

 英石油大手BPは、世界的なエネルギー危機に対応して短期的に石油・ガス供給を増やすため、北海と米国のシェールで生産拡大する計画。石油・ガス生産事業責任者がロイターに語った。写真は6月、ポーランド・ピエンクフのガソリンスタンドで撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel)

[ロンドン 7日 ロイター] - 英石油大手BPは、世界的なエネルギー危機に対応して短期的に石油・ガス供給を増やすため、北海と米国のシェールで生産拡大する計画。石油・ガス生産事業責任者のゴードン・ビレル氏がロイターに語った。

BPは温室効果ガスの排出削減と再生可能エネルギー事業の構築を目指す戦略の一環で、2019─30年に石油・ガス生産を40%(日量100万石油換算バレル=BOE)削減する目標を掲げている。

しかし、数年前からエネルギー部門への投資が低迷しているところに、ロシア産ガスの欧州向け供給の混乱でエネルギー価格が高騰。これを受け、BPは22年の石油・ガス投資額を5億ドル増やした。

ビレル氏は、北海と米シェールで短期的に生産拡大を想定しているとした。北海の生産量は日量約13万BOE、米の22年1─6月の生産量は31万7000BOE。

ロイター
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