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カナダ首相、ウクライナでの武力紛争勃発に懸念表明

2022年01月20日(木)03時58分

カナダのトルドー首相は19日、ウクライナで武力紛争が起こる可能性を懸念しており、同盟国と協力し、ロシアによるウクライナに対する「侵攻を決して容認できない」ことを明確にしていると表明した。1月5日、オタワで撮影(2022 年 ロイター//Blair Gable/File Photo)

[オタワ 19日 ロイター] - カナダのトルドー首相は19日、ウクライナで武力紛争が起こる可能性を懸念しており、同盟国と協力し、ロシアによるウクライナに対する「侵攻を決して容認できない」ことを明確にしていると表明した。

トルドー首相は「ウクライナにおける武力紛争を恐れている。ロシア政府のスタンスと、ウクライナ国境近辺に軍部隊を派遣しているという事実を非常に懸念している」と語った。

ブリンケン米国務長官は19日、ウクライナを訪問し、ロシアが「極めて短い予告」でウクライナを攻撃する恐れがあるとの認識を示した。同時に、米政府は可能な限り、外交的解決策を模索すると言明した。一方、ロシアのリャブコフ外務次官は、ロシアにはウクライナ攻撃や侵攻の計画はないと改めて表明した。

トルドー首相はさらに、ロシアがウクライナ市民を尊重することを確実にするために「外交的対応や制裁、国際的な場を通じ立ち向かっている」と語った。

また、カナダのジョリー外相は18日、ウクライナへの軍用装備品供給について、カナダ政府が適切な時期に判断を下すという認識を示した。

ロイター
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