ニュース速報

ワールド

キューバ、国産コロナワクチン候補「アブダラ」の有効性92.28%

2021年06月22日(火)17時12分

 6月21日、キューバ政府は開発した3回接種型の新型コロナウイルスワクチン候補「アブダラ」が、後期臨床試験で92.28%の有効性を示したと発表した。ワクチン接種会場で17日撮影(2021年 ロイター/Alexandre Meneghini)

[ハバナ 21日 ロイター] - キューバ政府は21日、同国で開発した3回接種型の新型コロナウイルスワクチン候補「アブダラ」が、後期臨床試験で92.28%の有効性を示したと発表した。

数日前には、同じく国内で開発した3回接種型のワクチン候補「ソベラナ2」が、2回接種を終えた段階で62%の有効性を示したとしていた。

いずれのワクチン候補も、まもなく同国の規制当局から緊急承認が見込まれている。ソベラナ2の発表は、開発したフィンレイワクチン研究所を監督する国営バイオ医薬品会社バイオキューバファーマが行った。アブダラの発表は、これを開発する遺伝子工学バイオ技術研究所が行った。

キューバは外国からコロナワクチンを輸入せず、自前で賄う態勢を続けてきた。実際、同国のバイオ技術部門は何十年もワクチンを対外輸出してきた実績がある。現在はコロナワクチン候補を5種類開発しており、アルゼンチンやジャマイカからメキシコ、ベトナム、ベネズエラなどから購入への引き合いがある。イランは今年初め、ソベラナ2の生産を後期臨床試験の一環として着手している。

キューバ当局もコロナワクチン候補の接種を研究の名目で既に開始。これまでに人口約1120万人のうち約100万人が接種を完了している。政府統計によると、首都ハバナでは1カ月前にアブダラの接種を初めて以来、毎日の新規感染者数が半減したとしている。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米財務長官、利下げ再要求 減税措置は26年に経済の

ワールド

EXCLUSIVE-米、グリーンランド編入狙い一時

ワールド

トランプ氏、次期FRB議長人選「決定済み」 名前明

ワールド

英首相、トランプ氏と電話会談 北極圏でのロシア抑止
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 10
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 9
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中