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イタリア北部でロープウエーのゴンドラ落下、14人死亡

5月23日、イタリア北部ピエモンテ州で、観光名所のマッジョーレ湖と近くのモッタローネ山を結ぶロープウエーのゴンドラが落下し、少なくとも14人が死亡した。写真は落下したゴンドラ。提供写真(2021年 ロイター/ALPINE RESCUE SERVICE)
[ストレーザ(イタリア) 23日 ロイター] - イタリア北部ピエモンテ州で23日、観光名所のマッジョーレ湖と近くのモッタローネ山を結ぶロープウエーのゴンドラが落下し、少なくとも14人が死亡した。死者のうち5人はイスラエル人で、イスラエル人の子ども1人も重傷を負ったもよう。
ロープウエーは湖畔の町ストレーザからモッタローネ山山頂まで約20分でつなぐ。
ストレーザの市長によると、事故はゴンドラが山頂に向かっているときに起き、ゴンドラは約20メートル下の地上に落下、急斜面を転がり落ち、木々にぶつかって止まった。
事故当時、近くにいたハイキング客は、ゴンドラが落ちる前に大きな音を聞いており、ケーブルの1本が切れたことが事故原因の可能性があるという。
ロープウエーは新型コロナウイルス対策の移動制限の解除に伴い、営業が再開されたばかりだった。
ストレーザの市長によると、ケーブルの交換など重要な保守作業は数年以内に行われていた。