ニュース速報

ワールド

イスラエル・パレスチナ衝突激化、米大統領「間もなく収束」

2021年05月13日(木)09時49分

5月12日、バイデン米大統領はイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談後、記者団に対し、イスラエルとパレスチナ間の衝突は間もなく終わるとの期待感を示した。写真はイスラエルの空爆で破壊されるガザのビル(2021年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

[ガザ/エルサレム 13日 ロイター] - イスラエルとパレスチナ間で攻撃の応酬が続く中、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは13日未明、イスラエルのテルアビブとエルサレムに向けて多数のロケット弾を発射した。これに対し、イスラエルはハマスへの攻撃を続ける構えだ。

一方、バイデン米大統領は12日、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談後の記者会見で、双方の衝突は間もなく終わると期待感を示した。理由は説明しなかった。また、イスラエルには自衛の権利があるとも述べた。

イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相はバイデン氏に対し、ハマスやガザ地区で活動する他のテロリスト集団への攻撃を続けると伝えた。

13日未明のロケット弾攻撃による犠牲者の報告はまだない。

ガザ保健省によると、イスラエルによる空爆が始まった10日以降で少なくとも67人が死亡。一方、イスラエル側の死者は7人となった。双方とも、民間人の死者が出たと発表している。

パレスチナの公式通信社WAFAによると、ブリンケン米国務長官はパレスチナ自治政府のアッバス議長と電話で協議し、米政府が事態の沈静化に向けてあらゆる当事者に働き掛けていると伝えた。アッバス氏はハマスと対立関係にある。

米国務省は既に、アムル副次官補(パレスチナ・イスラエル問題担当)を特使として現地に派遣すると発表している。

イスラエル軍は13日、ガザの武装勢力が発射した1500発のロケット弾のうち350発ほどはイスラエルに届かず、パレスチナの民間人が犠牲になった可能性があるとの見方を示した。

米航空2社は12日と13日の米国発テルアビブ行きの便の欠航を決めた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ゼレンスキー氏、トランプ氏と28日会談 領土など和

ワールド

ナジブ・マレーシア元首相、1MDB汚職事件で全25

ワールド

ロシア高官、和平案巡り米側と接触 協議継続へ=大統

ワールド

前大統領に懲役10年求刑、非常戒厳後の捜査妨害など
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 4
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 5
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 6
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 7
    赤ちゃんの「足の動き」に違和感を覚えた母親、動画…
  • 8
    中国、米艦攻撃ミサイル能力を強化 米本土と日本が…
  • 9
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 10
    「時代劇を頼む」と言われた...岡田准一が語る、侍た…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 6
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 7
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 8
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 9
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中