ニュース速報

ワールド

菅首相のせきやのどの痛み、薬処方され公務に支障ない=岡田副長官

2021年01月26日(火)18時08分

1月26日、 岡田直樹官房副長官は記者会見で、菅義偉首相(写真)の体調に関連して、せきやのどの痛みなどの症状が出ているが、必要な薬を処方されており、公務に支障はないとの見解を改めて示した。首相官邸で22日代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 26日 ロイター] - 岡田直樹官房副長官は26日午後の会見で、菅義偉首相の体調に関連して、せきやのどの痛みなどの症状が出ているが、必要な薬を処方されており、公務に支障はないとの見解を改めて示した。

岡田副長官は、首相官邸の医務官が菅首相と相談し、必要な薬の処方を行っていると説明。せきやのどの痛み以外に「異常はなく、公務に支障はない」と語った。加藤勝信官房長官が別の会見で、菅首相が必要な検査を受けていると述べたことに関し、PCR検査も含まれるのかとの質問が出たが、岡田副長官は具体的な言及を避けた。

一方、首相官邸のツイッターで新型コロナウイルス用のワクチン接種に関するつぶやきが22日から始まったことに関しても質問が出た。26日に「承認申請中であるファイザー社のワクチンは、生産体制の強化を目指して、現在、工場の改修が行われており、3、4月以降徐々に生産能力が強化され、わが国の接種スケジュールに応じた供給がなされる見込みです」とツイートされた。

先行接種の対象である医療従事者向けのワクチンは確保されたのかとの質問には「2月下旬までに接種が開始できるよう準備している」と述べるにとどまった。

また、6月中に全国民向けとして1億4400万回のワクチンを確保することが決まったのかとの質問には「数量確保を目指すとの基本方針に向け、全力を挙げて取り組む」と話し、具体的なワクチン供給の日程や数量には言及しなかった。

(田巻一彦)

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロシア黒海沿岸でウクライナのドローン攻撃、船舶2隻

ワールド

トランプ氏、グリーンランド特使にルイジアナ州知事を

ビジネス

午前の日経平均は大幅続伸、5万円回復 AI株高が押

ワールド

韓国大統領府、再び青瓦台に 週内に移転完了
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリーズが直面した「思いがけない批判」とは?
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    週に一度のブリッジで腰痛を回避できる...椎間板を蘇…
  • 7
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦…
  • 8
    米空軍、嘉手納基地からロシア極東と朝鮮半島に特殊…
  • 9
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 9
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 10
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中