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ファウチ氏、英ワクチン承認巡る発言で謝罪 「英当局を信頼」
2020年12月04日(金)07時51分
12月3日、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長(写真)は、英当局によるファイザーの新型コロナウイルスワクチン承認に関する自身の発言を謝罪した。米議会で9月代表撮影(2020年 ロイター)
[ロンドン 3日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は3日、英当局によるファイザーの新型コロナウイルスワクチン承認に関する自身の発言を謝罪した。
ファウチ氏は、英規制当局がワクチンをスピード承認したことについて、「非常に綿密な審査を怠り、ファイザーから入手したデータをそれで良しとし、承認した」と指摘した。
同氏がCBSに対して述べたこのコメントは英国内で報じられ、大きく取り上げられていた。
ファウチ氏はBBCテレビとのインタビューで「誤解があった。そのことに関して謝罪したい」と述べ「英国の科学と規制コミュニティーの双方に大きな信頼を抱いている」と強調した。
英政府は2日、ファイザーが独ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチンの緊急使用を承認。来週から接種が始まる見通し。規制当局の英国医薬品庁(MHRA)のレイン長官は「いかなる手続きも省いていない」と強調した。
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