ニュース速報

ワールド

訂正-韓国、コロナ新規感染者の減少続く 当局は連休控え警戒

2020年09月29日(火)15時39分

 9月29日、韓国疾病予防管理局が発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は39人となり、前日から減少した。写真はソウルで撮影(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 29日 ロイター] - 韓国疾病予防管理局が29日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は38人(訂正)となり、前日から減少した。ただ、例年多くの人が帰省する秋夕(中秋節)の連休を控え、衛生当局はソーシャルディスタンス(社会的距離)確保など予防策を徹底するよう国民に呼び掛けている。

韓国の1日当たりの新規感染者数は5日連続で2桁台に収まった。累計の感染者数は2万3699人で、累計死者数は407人となった。

28日発表の新規感染者は50人で、8月11日以降で最も少なかった。韓国では先月、教会と大規模な反政府集会を起点とする新たな集団感染が発生。8月下旬には1日の感染者が440人を超えていた。

中秋節の連休は30日から始まる。保健省のカン・ドテ次官は「連休で感染が再拡大するようなことはあってはならない。それを念頭に行動してほしい」と強調。「社会的距離の確保とマスク着用が、あなたとあなたの家族、そして社会全体を守る最も安全な方法だ」と主張した。

週末に行われた世論調査によると、韓国国民の78%以上が、中秋節の連休は自宅にとどまる予定と回答した。一方、空港当局は27日、国内線の搭乗者数は前年比で25%減になるとの見通しを示している。

*第1段落の新規感染者数を「39人」から「38人」に訂正します。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、今後5年間で財政政策を強化=新華社

ワールド

インド・カシミール地方の警察署で爆発、9人死亡・2

ワールド

トランプ大統領、来週にもBBCを提訴 恣意的編集巡

ビジネス

訂正-カンザスシティー連銀総裁、12月FOMCでも
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 2
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...その正体は身近な「あの生き物」
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 5
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 6
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 7
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 8
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 9
    「腫れ上がっている」「静脈が浮き...」 プーチンの…
  • 10
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中