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トランプ米大統領、エドワード・スノーデン容疑者の恩赦を検討

2020年08月17日(月)07時07分

 8月15日、トランプ米大統領は、米国家安全保障局(NSA)の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者について、恩赦を検討していると述べた。写真は2017年5月、ポルトガルで開催されたカンファレンスにオンラインで参加するスノーデン容疑者(2020年 ロイター/Rafael Marchante)

[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、米国家安全保障局(NSA)の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者について、恩赦を検討していると述べた。

トランプ氏は先に、ニューヨーク・ポスト紙とのインタビューで、同容疑者について、米国の法執行機関によって「公平に扱われていないと思っている人がたくさんいる」と述べている。

米当局は国家機密の漏えいなどの容疑で刑事訴追しており、長年にわたり、同容疑者を帰国させ、裁判にかけることを望んできた。

現在はロシアに亡命中。

これまでトランプ氏は同容疑者に対して、強硬な姿勢をとってきた。暴露直後には、「処刑されるべきスパイ」と断じていた。

トランプ氏はニュージャージー州ベドミンスターでの記者会見で、恩赦の可能性について「検討してみる」と語った。さらに「意見は割れているようだ」とし「別の扱いを受けるべきだと考える人も多くいるし、一方、かなり悪質だと思う人もいる」と語った。

ロイター
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