ニュース速報

ワールド

米コロナ死者、12月までに約30万人に ワシントン大が予想

2020年08月07日(金)09時06分

8月6日、米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)は、米国の新型コロナ感染による死者が12月1日までに30万近くに達するとの予想を示した。写真は5日、ロサンゼルスの食料品店で並ぶ人々(2020年 ロイター/Mike Blake)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)は6日、米国の新型コロナ感染による死者が12月1日までに30万近くに達するとの予想を示した。その上で、マスク着用を徹底すれば、7万人の命が助かる可能性があるとした。

IHMEのクリストファー・マレー所長は「米国ではジェットコースターのような状況が見られている。人々は感染が拡大しているときには、より頻繁にマスクを着用して社会的距離を確保しているが、その後しばらくして感染者が減少すると気を緩めているようだ」と述べた。

米国の新型コロナ感染による死者は15万9000人を超えており、世界で最も多い。感染者は480万人。

IHMEによると、感染者は以前に流行の中心地だったアリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、テキサス州では減少しつつある一方、コロラド、アイダホ、カンザス、ケンタッキー、ミシシッピ、ミズーリ、オハイオ、オクラホマ、オレゴン、バージニア州では増加している。この傾向はロイターの集計とも一致する。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

豪の難民ナウル移送、秘密裏の実施を懸念=人権委

ビジネス

東ガス、26─28年度に2000億円以上の株主還元

ワールド

中銀の独立性重要、米大統領の介入「前代未聞」=NZ

ビジネス

消費者態度指数10月は35.8、3カ月連続プラス 
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」にSNS震撼、誰もが恐れる「その正体」とは?
  • 2
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理に押し上げた「2つの要因」、流れを変えたカーク「参政党演説」
  • 3
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大ショック...ネットでは「ラッキーでは?」の声
  • 4
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 5
    「ランナーズハイ」から覚めたイスラエルが直面する…
  • 6
    楽器演奏が「脳の健康」を保つ...高齢期の記憶力維持…
  • 7
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦…
  • 8
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 9
    「何これ?...」家の天井から生えてきた「奇妙な塊」…
  • 10
    怒れるトランプが息の根を止めようとしている、プー…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 10
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中