ニュース速報

ワールド

韓国、「社会的距離」強化を2週間延長 感染ペース50人程度に抑制

2020年04月04日(土)15時37分

韓国政府は4日、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるために実施している「社会的距離の確保」の強化期間を2週間延長すると発表した。写真は4月1日、ソウルで撮影(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 4日 ロイター] - 韓国政府は4日、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるために実施している「社会的距離の確保」の強化期間を2週間延長すると発表した。1日当たりの新規感染者数を50人程度に抑えることを目指しており、取り組みの継続がなお必要と判断した。

アジアで中国に次ぐ感染規模となった韓国だが、新規の感染者は1日100人程度かそれ以下に抑えている。しかし、教会や病院、高齢者福祉施設などでは小規模な感染が発生しており、最近では海外からの入国者の感染例も増えている。

国民に社会的距離の確保を呼び掛ける政策は3月21日に導入。感染リスクの高い施設は閉鎖が要請され、宗教、スポーツ、娯楽を目的とした集まりは禁止された。強化期間は当初は15日間の予定で、4月6日に終了する計画になっていた。

朴凌厚(パクヌンフ)保健福祉相は、新型コロナに関する政府会合後に記者会見し「安心するのは早い」と警告。「我々の目標は、医療システムが対応可能な水準に感染者数を制御することだ。1日当たりの新規感染者が50人かそれを下回れば、医療システムに過度の圧力をかけることなく、治療が可能になる」などと述べた。

韓国疾病予防管理局(KCDC)は4日、新たに94人の感染者の確認を発表した。感染者の累計は1万0156人となった。死者数は3人増の177人。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

パウエルFRB議長巡る召喚状、地裁が差し止め 司法

ワールド

焦点:雪解けは本物か、手綱握りなおす中国とロシア向

ワールド

米、イラン新指導者モジタバ師ら巡る情報提供に最大1

ワールド

トランプ氏、イラン濃縮ウランのロシア移送案拒否 プ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド太平洋防衛
  • 4
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 7
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 10
    謎すぎる...戦争嫌いのMAGAがなぜイラン攻撃を支持す…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中