ニュース速報

ワールド

豪、新型コロナ対策強化 公共の場での集まり2人までに制限

2020年03月30日(月)12時16分

オーストラリア当局は、新型コロナウイルス対策で導入する公共の場で集まることができる人数を2人までに制限する措置について、違反者に罰金を科すなどして徹底する方針。写真はシドニーのオペラハウスの前を自転車で通る人。26日撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 30日 ロイター] - オーストラリア当局は、新型コロナウイルス対策で導入する公共の場で集まることができる人数を2人までに制限する措置について、違反者に罰金を科すなどして徹底する方針。

移動制限である程度の効果がみられ、国内の新規感染率はここ1週間半分程度の水準に低下している。現在感染者は約4200人で、死者は17人。

ニューサウスウェールズ(NSW)州とビクトリア州は30日、新型コロナウイルスを封じ込めるため、公共の場で集まることができる人数を2人までに制限する措置を30日深夜から施行すると発表した。

両州は国内でも特に人口が多く、感染者と死者の大半を占める。

NSW州のベレジクリアン首相は30日、例外的な状況を除いて外出すべきでないと説明した。

NSW州とビクトリア州では、違反した人に1000─1600豪ドルの罰金を科す。NSW州では違反者が6カ月拘束される可能性もある。

また、タスマニア州では、住居と別荘の間を行き来することを禁じる。こうした制限は国内で初めて。

政府は29日、公共の場での集まりは2人までに制限すると発表。生活必需品の買い物や運動、仕事や病院などに行く場合を除き、外出を控えるよう指示した。モリソン首相は、集会人数の制限をどのように導入するかなどの判断は各州に委ねると説明していた。

相次ぐ企業活動の停止や従業員の解雇を受けて、規制当局や金融機関はローン返済の6カ月猶予などの措置を打ち出している。

さらに、政府は30日、ウイルス危機を受けた企業資産の投げ売りを防ぐため、危機が続く間はあらゆる外国投資案件に外国投資審査委員会(FIRB)による審査を義務付けることを発表した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トランプ氏、FRB次期議長の承認に自信 民主党の支

ワールド

エプスタイン文書追加公開、ラトニック・ウォーシュ両

ワールド

再送-米ミネソタ州での移民取り締まり、停止申し立て

ワールド

移民取り締まり抗議デモ、米連邦政府は原則不介入へ=
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 4
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 5
    「着てない妻」をSNSに...ベッカム長男の豪遊投稿に…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 10
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中