ニュース速報

ワールド

ブルームバーグ氏、テキサス州民主党予備選に出馬手続き

2019年11月21日(木)14時50分

 11月20日、2020年米大統領選挙への出馬を検討するマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(写真)が、テキサス州の民主党予備選への候補者名簿に登録したことが分かった。2017年6月14日にニューヨークで撮影(2019年 ロイター/Bria Webb/File Photo)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 2020年米大統領選挙への出馬を検討するマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が20日、テキサス州の民主党予備選への候補者名簿に登録したことが分かった。

ブルームバーグ氏は大統領選への正式な出馬表明はしていないが、これまでに出馬を検討していることを認めている。

民主党の候補者らは、指名獲得レースの皮切りとなる来年2月の党員集会・予備選がそれぞれ行われるアイオワ、ニューハンプシャー両州を中心に、これまで数カ月にわたり有権者に自身の政策をアピールしてきた。

ブルームバーグ氏はこれらの州は迂回し、15州・米領で党員集会・予備選が行われる候補者指名争いのヤマ場である3月3日の「スーパーチューズデー」に間に合うように選挙キャンペーンを開始するとみられる。

同氏はすでにアラバマ、アーカンソー両州の候補者名簿に登録しており、テキサス州オースティンの選挙管理当局への提出書類によると、同州が3番目の登録となる。

中国の北京で21日行われた米ブルームバーグ主催のフォーラムで、ヘンリー・ポールソン元米財務長官は「私の良き友人であるマイケル・ブルームバーグ氏は、ヘンリー・キッシンジャー氏と私にきょう、ここで彼の代わりを務めるよう依頼した。周知の通り、国のために尽くすことを決めたからだ」と述べ、同氏の出馬を示唆した。

ロイターは先週、ブルームバーグ氏が同フォーラムに当初出席する予定だったと報じていた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

企業向けサービス価格3月は2.3%上昇、年度は消費

ビジネス

スポティファイ、総利益10億ユーロ突破 販促抑制で

ビジネス

欧州委、中国のセキュリティー機器企業を調査 不正補

ビジネス

TikTok、簡易版のリスク評価報告書を欧州委に提
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 2

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の「爆弾発言」が怖すぎる

  • 3

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 4

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 5

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 6

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 7

    「なんという爆発...」ウクライナの大規模ドローン攻…

  • 8

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 8

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中