ニュース速報

ワールド

中国の経済政策変更、関税導入でも「容易でない」=USTR代表

2018年09月26日(水)09時03分

 9月25日、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、中国の経済政策を一段と市場志向型なものに変えていくことは、米政府がこれまでに導入した関税措置をもってしても「容易ではない」との見解を示した。写真は米中の国旗。北京で昨年6月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

[ニューヨーク 25日 ロター] - ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は25日、中国の経済政策を一段と市場志向型なものに変えていくことは、米政府がこれまでに導入した関税措置をもってしても「容易ではない」との見解を示した。

ライトハイザー代表はコンコーディア・サミットで、中国とこれまで数十年にわたり「終わりのない協議」が続けられてきたが、政策を変えるには至らなかったため、トランプ政権が中国の知的財産権や技術移転に関する政策の調査に基いて関税措置を導入し、直接的な圧力を掛ける方針をとったと指摘。「膨大な調査を経て、米政府はこうした措置を導入したが、われわれが行っていることは失敗しているというのが実態だ」とし、「変革が容易であったことはいまだかつてない」と述べた。

ライトハイザー代表は、中国の知的財産権を巡る慣習や一部の助成金などが過剰な生産能力につながり、米経済、およびハイテク産業をリスクにさらすとし、これまで示してきた懸念を改めて表明。「われわれはパラダイムを変え、関税措置を導入した」とし、トランプ大統領は知的財産権や強制的な技術移転などの問題がこのまま続くことは容認しないとの立場を示した。

*写真を付けて再送します。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

カナダの経済構造改革は数年単位、「痛み伴う」と中銀

ビジネス

カナダ、EV義務化を撤回 購入奨励策と排出規制で普

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、米ハイテク株安が重し 足

ワールド

メキシコ中銀が金利据え置き、インフレ目標回帰見通し
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 2
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 5
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 6
    「反トランプの顔ぶれ」にMAGAが怒り心頭...グリーン…
  • 7
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 8
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 9
    「エプスタインは悪そのもの」「悪夢を見たほど」──…
  • 10
    関税を振り回すトランプのオウンゴール...インドとEU…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中