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トルコ、イランからの天然ガス輸入を継続=エネルギー相

2018年08月09日(木)18時16分

 8月8日、トルコのドンメズ・エネルギー天然資源相は、イランからの天然ガス輸入を長期契約に従って今後も継続すると述べた。写真はトルコの国旗。米ワシントンで6日撮影(2018年 ロイター/Brian Snyder)

[アンカラ 8日 ロイター] - トルコのドンメズ・エネルギー天然資源相は8日、イランからの天然ガス輸入を長期契約に従って今後も継続すると述べた。

トランプ米政権は7日、イラン核合意からの離脱に伴う対イラン制裁の一部を再発動したが、天然資源相はイランとの取引を続ける方針を示した。トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国。

トルコはエネルギーのほぼ全量を輸入に依存し、イランは天然ガスと石油の主要な供給元。トルコの石油精製会社は既にイランからの石油の積み出しを削減しているが、輸入の全面的な停止は不可能に近いという。

ドンメズ氏はトルコの放送局とのインタビューで、同国政府と米政府がこの問題について協議し、建設的な結果が生まれることを期待していると述べた。

ドンメズ氏によると、トルコとイランの天然ガス長期契約は期限が2026年までで、95億立方メートルの天然ガスを購入することになっている。

トルコは電力の40%近くが天然ガスを燃料としている。

ロイター
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