ニュース速報

ワールド

米税制改革法案の可決ほぼ確実に、クリスマス前に大統領署名か

2017年12月19日(火)10時14分

 12月18日、米共和党が年内成立を目指す税制改革法案について、態度を留保していた2人の上院共和党議員は、支持を表明した。これを受けて法案が今週中に上下両院で可決することがほぼ確実となった。写真はワシントンで撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 18日 ロイター] - 米共和党が年内成立を目指す税制改革法案について、態度を留保していた2人の上院共和党議員は18日、支持を表明した。これを受けて法案が今週中に上下両院で可決することがほぼ確実となった。

コリンズ上院議員は上院の議場で、同法案は勤労者世帯に減税をもたらし、国内の雇用創出と経済成長を促進するとして支持を明言。リー議員は「自信を持って」賛成票を投じるとツイートした。

共和党関係者らによると、下院は米東部時間19日午後1時半(日本時間20日午前3時半)頃に採決を行う見通し。上院での採決は19日遅くか20日になる見込み。

上院共和党ナンバー2のコーニン議員は「約束通り、クリスマス前に大統領が署名できるようにするつもりだ」と述べるとともに、下院で可決された法案を受け取ってから上院で10時間の討議を開始するとの見通しを示した。

ホワイトハウスの当局者らによると、ペンス副大統領は税制改革法案の採決に参加するため、今週予定されていたエジプトとイスラエルの訪問を延期することを決めた。上院の採決で賛否同数となった場合、ペンス氏が最終決定の票を投じる必要が出てくる。

1人のホワイトハウス当局者は「採決の見通しは非常に良好だが、いざという時の対応も必要だ」と述べた。

法案が可決されれば、共和党のトランプ政権発足後で初めて成立する重要法案となり、1986年以来の大幅な税制改革が実現する。

下院では共和党議員のほとんど全員が賛成票を投じ、法案を可決する見通し。上院で失うことができるのは2票まで。同党のマケイン議員が脳腫瘍の治療のため採決を欠席する見通しで、フレーク上院議員は依然として態度を決めていない。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

イラン戦争でも金利変更急ぐべきではない、複数のEC

ビジネス

南アフリカ、25年成長率は1.1% 中銀・政府予想

ワールド

イランとの対話に応じる可能性、トランプ氏インタビュ

ワールド

「イラン国民は専制政治のくびき脱するべき」、イスラ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目のやり場に困る」密着ウェア姿がネットを席巻
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 6
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ル…
  • 7
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 8
    トランプも無視できない? イランで浮上した「危機管…
  • 9
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 10
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中