ニュース速報

ワールド

オバマケア改廃法案審議入りへ、米上院が僅差で承認

2017年07月26日(水)10時03分

 7月25日、米議会上院は医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案の審議開始を巡って採決し、僅差で可決した。写真は共和党の重鎮、ジョン・マケイン議員(2017年 ロイター/Aaron P. Bernstein)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米議会上院は25日、医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案の審議開始を巡って採決し、僅差で可決した。

トランプ大統領は審議入りの動議可決を「大きな1歩だ」と評価した。

ただ、共和党が法案可決に必要な支持を固められるかどうかは不透明だ。

この日の採決では共和党のスーザン・コリンズ、リサ・マカウスキ両上院議員が造反、賛成・反対がともに50票となり、ペンス副大統領の投票でかろうじて正式な審議入りが決まった。

共和党の重鎮で、脳腫瘍と診断され自宅で療養中のジョン・マケイン議員も採決に参加し、賛成票を投じた。

採決を受け、マコネル上院共和党院内総務は記者団に、改廃法案に関する作業を週内に終わらせる意向を示した。

上院議員によると、オバマケア見直しを巡っては、現行制度に代わる代替案のないまま廃止する案や、メディケイド(低所得者向け医療保険)改革も同時に行う案を含め、複数のアプローチが議論されている。

ある上院側近とロビイストによると、上院共和党は個人や雇用主に民間の健康保険への加入などを義務付けた条項や医療機器税などに絞った廃止を検討する可能性もある。

共和党のランド・ポール上院議員は「共和党内には撤廃を求める声もあれば、上院指導部の案を支持する声もある。いずれの案も早い段階で採決が行われるだろう」と述べた。その上で「どちらかが失敗に終わり、もう一方が通れば、両者の中間で合意可能な案を見い出すことができるかもしれない」との見方を示した。

*内容を追加します。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米とイランの交渉団がパキスタン入り、レバノン停戦な

ワールド

イラン最高指導者、顔と足の負傷回復途上 主要問題の

ワールド

アングル:「オルバン長期政権後」に賭ける投資家、ハ

ワールド

中国がイランに防空ミサイル、供与を準備とCNN報道
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中