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韓国のMERS感染者が30人に、隔離対象は1300人

2015年06月03日(水)16時05分

 6月3日、韓国の保険福祉省は、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が新たに5人確認されたと発表した。仁川空港で2日撮影(2015年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の保健福祉省は3日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が新たに5人確認されたと発表した。これで韓国内の感染者は30人となる。

5人の感染者のうち4人は、中東から帰国した後に感染が分かった男性(68)と同じ病院にいた。残りの1人は他の感染者を介して感染したケースだという。

韓国ではこれまでに、MERSで2人が死亡している。

MERSは、重症急性呼吸器症候群(SARS)と同様、コロナウイルスによって引き起こされる病気で、2012年に初めて人間への感染が確認された。治療法やワクチンは確立されていない。韓国当局は、感染が疑われる約1300人を検査もしくは隔離の対象としている。

*内容を追加しました。

ロイター
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