ニュース速報

ワールド

中国、南シナ海の人工島に重火器=米国防総省

2015年05月29日(金)21時29分

 5月29日、米国防総省は、中国は南シナ海で埋め立てている人工島に移動式の重火器を設置したと明らかにした。写真は中国が埋め立て中とされる地点。11日代表撮影(2015年 ロイター)

[シンガポール 29日 ロイター] - 米国防総省のコルバーン報道官は29日、中国は南シナ海で埋め立てている人工島に移動式の重火器を設置したと明らかにした。

報道官は中国の重火器設置を米国は認識していると述べた。

これについて米上院軍事委員会のマケイン委員長はホーチミン市での記者会見で「(中国の行動が)エスカレートしており、憂慮すべき事態だ」と批判。「国際法に違反しており、世界各国から非難されることを中国に理解させる必要がある」と述べた。

「中国と事を構えるつもりはないが、こうした行為を思いとどまらせるよう一定の措置を取ることは可能だ」と指摘した。

中国外務省の華春瑩報道官は、米当局者が言及している武器については情報を持っていないと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2015 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米で拘束の労働者が出国へ、現代自工場の不法就労 日

ワールド

チュニジア沖でガザ支援船にドローン攻撃、2日で2度

ワールド

インド、ミャンマー反政府勢力とのレアアース取引を模

ワールド

米環境保護局、AI向けインフラの建設加速へ対策提案
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題」』に書かれている実態
  • 3
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒否した母親、医師の予想を超えた出産を語る
  • 4
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 5
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 6
    カップルに背後から突進...巨大動物「まさかの不意打…
  • 7
    ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に…
  • 8
    もはやアメリカは「内戦」状態...トランプ政権とデモ…
  • 9
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にす…
  • 10
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 7
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 8
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 9
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 10
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中