ニュース速報

ワールド

プーチン氏がギリシャ企業に資金供給用意、ガスパイプライン延長で

2015年05月08日(金)00時56分

 5月7日、ロシアのプーチン大統領は、ガスパイプライン延長でギリシャ企業に資金供給を行う考えを示した。写真はサンクトペテルブルクの会合で4月撮影(2015年 ロイター/Alexei Druzhinin/RIA Novosti/Kremlin)

[アテネ/モスクワ 7日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は7日、ロシア産天然ガスをトルコに運ぶパイプライン「ターキッシュ・ストリーム」をギリシャ国境まで延長する計画について、プロジェクトに参加するギリシャ企業に対し資金供給を行う考えを示した。

ギリシャのチプラス首相が4月にロシアを訪問した際も申し出たが、この日チプラス首相と行った電話会談であらためて資金供給の方針を伝えたとしている。ロシア政府が明らかにした。

ロシアは昨年12月、欧州の反対を理由に、東欧向けにロシア産天然ガス運ぶパイプライン「サウスストリーム」を急きょ中止。その後ターキッシュ・ストリームに着手した経緯がある。

ロシアはこのターキッシュ・ストリームをトルコとギリシャ国境付近まで延長することでガスのハブ拠点を構築し、そこから南欧各国へ供給する構想を抱いている。

ロイター
Copyright (C) 2015 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

FRB議長候補、ハセット・ウォーシュ・ウォーラーの

ワールド

アングル:雇用激減するメキシコ国境の町、トランプ関

ビジネス

米国株式市場=小幅安、景気先行き懸念が重し 利下げ

ビジネス

NY外為市場=ドル対主要通貨で下落、軟調な雇用統計
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 5
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 6
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 7
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 8
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 9
    ハイカーグループに向かってクマ猛ダッシュ、砂塵舞…
  • 10
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 6
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 7
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 8
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 9
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 10
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 4
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にす…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中