ニュース速報
ビジネス

スペースX、ベトナムにスターリンク拠点計画=関係者

2025年04月02日(水)13時36分

 米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXが、衛星インターネットサービス「スターリンク」の地上局をベトナムに設置する準備を進めている。ベトナム政府との交渉に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。写真はスペースXのロゴと衛星のミニチュア模型。3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ハノイ 1日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXが、衛星インターネットサービス「スターリンク」の地上局をベトナムに設置する準備を進めている。ベトナム政府との交渉に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。

同社のベトナム進出の先駆けとなる可能性があるが、当局によるインターネット通信監視を支援することにもなりそうだ。

ベトナム政府は既に5年間の試験プログラム運用を許可済み。外国資本の参入には厳しい制限があるものの、マスク氏は今回、スペースXのベトナム現地法人を完全子会社として運営することができる。

ロイターが確認した3月23日付首相決定によると、政府はスペースXに国内に少なくとも1つの地上局を設置するよう要請した。

関係者の話では、地上局は早ければ5月か6月にも中部ダナン市で稼働する可能性がある。ただ、トランプ米大統領が2日に発表する貿易相手国の関税率と同水準の関税を課す相互関税措置の対象にベトナムが含まれれば、地上局計画が進むかどうかは不透明だ。

スペースXとベトナム科学技術省はロイターのコメント要請に応じなかった。

ベトナム地上局計画が実現すればスターリンクの地上局ネットワークの中で最大規模の拠点の1つとなる。スターリンクは100の国と地域で運用されているが、地上局数は公表しておらず、全ての国に地上局があるわけでない。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

与党「地滑り的勝利」で高市トレード再開へ、日経6万

ワールド

高市首相、消費減税「やった方がいいと確信」 改憲は

ワールド

自民単独300議席超、「絶対安定多数」上回る 維新

ビジネス

自民大勝でも「放漫財政にならない」=片山財務相
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 6
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 7
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中