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イーライリリーがアイルランドで肥満症薬など増産、投資総額18億ドル
2024年09月13日(金)13時44分
9月12日、米イーライリリーはアイルランドにある2カ所の製造拠点で、肥満症治療薬と新たに承認されたアルツハイマー病治療薬の生産を拡大する計画を発表した。米カリフォルニア州で2020年撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)
[12日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリーは12日、アイルランドにある2カ所の製造拠点で、肥満症治療薬と新たに承認されたアルツハイマー病治療薬の生産を拡大する計画を発表した。投資総額は18億ドルに上る。
この投資は特に糖尿病薬「マンジャロ」と肥満症薬「ゼップバウンド」を対象とする継続的な増産への取り組みの一環。
同社は2020年以降、欧米で製造施設の建設と拡張に200億ドル余りを振り向けている。
イーライリリーは、昨年肥満症薬と糖尿病薬の生産を開始したキンセールにある製造施設にこれまで約8億ドルを投じた。ゼップバウンドの需要は、今年大半の間、供給を上回っている。
残りはリムリックの製造施設の拡張に充てられ、アルツハイマー病薬など特定の医薬品向けの成分の生産に重点的に取り組む。