ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル対ユーロで下落、中銀会合控え値動き限定

2023年01月26日(木)06時08分

ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで下落した。昨年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで下落した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などの政策決定会合を来週に控え、ポジションを大きく傾ける動きは控えられ、下げ幅は限定的だった。

また、アジアの大半の地域が春節(旧正月)で休場のため、大半の主要通貨はレンジ内の動きにとどまった。

コーペイのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「来週の中銀会合を前に取引レンジは著しく圧縮されたままだ」と指摘。「世界的な需要環境が維持され、インフレが沈静化し、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想がピークを大きく下回っていることから、昨年の大きな方向性を示すトレードはより微妙な状況に変化している」と述べた。

25日は主要な米経済指標の発表がなく商いは低調だった。

ユーロ/ドルは0.23%高の1.0913ドル。

独IFO経済研究所が25日発表した1月の業況指数は90.2と、前月の88.6から上昇した。アナリスト予想と一致した。インフレが緩和し、見通しが改善した。

ドル/円は0.42%安の129.615円

豪ドルは5カ月超ぶりの高値を付けた。オーストラリア連邦統計局が25日発表した2022年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比7.8%上昇と、伸びは前期の7.3%から加速し、33年ぶりの大きさとなった。

終盤の豪ドル/米ドルは0.76%高の0.7099米ドル。

一方、ニュージーランド(NZ)/米ドルは0.44%安の0.6479米ドル。NZ統計局が25日発表した2022年第4・四半期のCPI上昇率は約30年ぶり高水準付近にとどまったものの、NZ準備銀行(中央銀行)の予想を下回り、今後数カ月の利上げ幅が予想よりも小幅になるとの見方が強まった。

ポンド/ドルは0.47%高。英国立統計局(ONS)が25日発表した12月の生産者物価指数(PPI)は、産出指数が前月比で0.8%低下した。

米ドル/カナダドルは0.18%上昇。カナダ銀行(BOC、中央銀行)は25日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、15年ぶりの高水準となる4.5%とした。同時に世界の主要中央銀行として初めて、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げをいったん停止する可能性を示唆した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインはほぼ横ばいの2万2757ドル。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米、1億7200万バレルの戦略石油備蓄を放出へ 来

ワールド

イラン小学校空爆などで「迅速な調査」要求、米民主党

ワールド

トランプ氏、イランとの戦争に「勝利した」 任務完遂

ビジネス

米ターゲット、約3000品目値下げ 低価格志向の消
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 7
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 8
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中