ニュース速報

ビジネス

午後3時のドル110円前半、米長期金利持ち直しでドル小幅上昇

2021年06月22日(火)15時52分

6月22日、 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点(110.30/34円)に比べてややドル高/円安の110.47円付近で推移している。写真は米ドル紙幣。2009年11月撮影(2021年 ロイター/Rick Wilking)

[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点(110.30/34円)に比べてややドル高/円安の110.47円付近で推移している。前日に約4カ月ぶりの低水準となった米10年債利回りが1.49%台まで持ち直したことから、ドル買いが進行。ただ、ドル上昇の勢いは強まらず110.40円付近でもみあう展開が続いた。

米10年債利回りは現在、1.49%台で推移。市場からは「前週末から米債市場でイールドカーブのフラット化が目立っていたが、足元では米長期金利が持ち直し、マーケットの緊張感も和らいだようだ」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト、市川雅浩氏)との声が出ていた。

前日に900円以上下落した日経平均は、きょうは大幅に反発し、リスクセンチメントが改善。クロス円では昨日まで円高基調が強まっていたが、きょうの取引では資源国通貨や欧州通貨を中心に円安方向に振れた。

現在、ユーロ/円は131.43円付近、英ポンド/円は153.60円付近、豪ドル/円は82.97円付近で、いずれも昨日から上昇。

ソニーフィナンシャルHDのアナリスト、森本淳太郎氏は「ここ数日はリスクオフの円買いでクロス円は円高が進行していたが、センチメントが改善したことで再び円安基調に向かうのではないか」と話した。

また、日本時間の今晩には米国でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が下院委員会で証言を行う予定で、マーケットの関心が集まっている。通常であれば連邦公開市場委員会(FOMC)後の発言はさほど材料視されないが、今回はFOMC後にマーケットが混乱したため、パウエル議長がどのような発言をするか、注目される。

三井住友DSアセットマネジメントの市川氏は「パウエル議長はテーパリング(量的緩和の段階的縮小)について引き続き慎重な姿勢を示すと思われるが、発言を受けた米国市場の動向を注視したい」と話した。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 110.47/49 1.1890/94 131.37/41

午前9時現在 110.36/38 1.1909/13 131.46/50

NY午後5時 110.30/34 1.1915/19 131.46/50

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、自身のSNSに投稿された人種差別

ビジネス

アングル:インド「高級水」市場が急成長、富裕層にブ

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、リスク資産反発受け 円は衆

ワールド

トランプ氏、インドへの25%追加関税撤廃 ロ産石油
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 2
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 3
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入った「最強ライバル」の名前
  • 4
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    鉱物資源の安定供給を守るために必要なことは「中国…
  • 8
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 9
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 10
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中