ニュース速報

ビジネス

東南アジア配車大手グラブ、シンガポールにセカンダリー上場検討=関係者

2021年04月19日(月)07時54分

 東南アジア最大の配車サービス企業グラブ・ホールディングスは、特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じてナスダックに上場する手続きを完了した後、シンガポールにセカンダリー上場することを視野に入れている。写真は同社ロゴの入ったヘルメット、5周年記念の会見で。2017年6月、シンガポールで撮影(2021年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 16日 ロイター] - 東南アジア最大の配車サービス企業グラブ・ホールディングスは、特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じてナスダックに上場する手続きを完了した後、シンガポールにセカンダリー上場することを視野に入れている。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

関係者によると、グラブは現在、シンガポール証券取引所(SGX)へのセカンダリー上場検討作業の初期段階に入ったところだという。

グラブとSGXはいずれもこの問題に関するコメントを拒否した。

法律事務所ラジャ・アンド・タン・シンガポールの資本市場・M&Aパートナー、レイモンド・トン氏は「この地域が事業活動の本拠地であるなら、シンガポール上場によって(米国とは)別の投資家層から資金を調達できる。当地に拠点を置く多くのファミリーオフィスやファンドが存在するからだ」と述べた。

グラブは既に、ナスダック上場に向けて米SPACのアルティメーター・グロースとの合併に合意。実現すればグラブの企業価値は約400億ドルに達し、SPAC関連のM&Aで過去最大規模になる。

これに関連してグラブは、ブラックロック、シンガポール政府系投資機関テマセク・ホールディングス、フィデリティ・インターナショナル、マレーシア政府系投資会社ペルモダラン・ナショナルなどから40億ドルを調達する予定だ。

関係者は、グラブがセカンダリー上場で調達する金額はまだ不明で、各種条件や日程などもまだ考慮を始めたばかりだと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル、米国のイラン介入に備え厳戒態勢=関係筋

ワールド

北朝鮮の金与正氏、ドローン飛来で韓国に調査要求

ワールド

米ミネアポリスで数万人デモ、移民当局職員による女性

ワールド

米、来週にもベネズエラ制裁さらに解除=ベセント氏
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 4
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 10
    決死の嘘が救ったクリムトの肖像画 ──ナチスの迫害を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中