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ユーロ圏、長期的な成長リスクは後退している=ECB総裁
2021年04月08日(木)19時22分
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は4月8日、新型コロナウイルスは今後数カ月ユーロ圏の成長を圧迫するが長期的なリスクは後退していると述べ、ロックダウン(都市封鎖)が解除されれば成長が回復するとの見方を示した。写真は2021年2月の欧州議会。代表撮影(2021年 ロイター)
[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は8日、新型コロナウイルスは今後数カ月ユーロ圏の成長を圧迫するが長期的なリスクは後退していると述べ、ロックダウン(都市封鎖)が解除されれば成長が回復するとの見方を示した。
ラガルド氏は声明で「全体としてユーロ圏の成長見通しを巡るリスクはよりバランスがとれている。ただ短期的には新型コロナを巡る下振れリスクが存在する」と指摘した。
ECBの政策ガイダンスに改めて言及し、1兆8500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は全額を使う必要がないかもしれないが、その一方で市場の状況に応じて規模を拡大する用意があると表明した。
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