ニュース速報

ビジネス

米新築住宅販売、10月は前月比0.3%微減 高水準続く

2020年11月26日(木)01時17分

米商務省が25日発表した10月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は、年率換算で前月比0.3%減の90万9000戸だった。サウスカロライナ州ヨーク郡で2月撮影(2020年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米商務省が25日発表した10月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は、年率換算で前月比0.3%減の90万9000戸だった。ただ、過去最低水準の金利や新型コロナウイルス流行を受けた郊外住宅への高い需要で高水準を維持した。

9月の販売数は95万9000戸から100万2000戸に上方修正された。

新築住宅販売は住宅市場の12%余りを占める。ロイターのエコノミスト調査によると、10月は1.5%増の97万戸と予想されていた。

前年同月比では41.5増加した。新築住宅販売数は契約時に集計されるため、住宅市場の先行指標となっている。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定住宅ローン金利は平均2.72%前後で、1971年の調査開始以来の低い水準。

10月の販売件数は北東部で5.1%、中西部で11.2%増加。一方、販売の大部分を占める南部で2.0%、西部で1.5%減少した。

価格中央値は前年比2.5%上昇の33万0600ドル。販売価格は20万─39万9000ドルに集中していた。在庫は27万8000戸と、前月と変わらず。10月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は3.3カ月で、前月から横ばいだった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国人民銀、緩和的金融政策を維持へ 経済リスクに対

ワールド

パキスタン首都で自爆攻撃、12人死亡 北西部の軍学

ビジネス

独ZEW景気期待指数、11月は予想外に低下 現況は

ビジネス

グリーン英中銀委員、賃金減速を歓迎 来年の賃金交渉
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入口」がついに発見!? 中には一体何が?
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 4
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 7
    「流石にそっくり」...マイケル・ジャクソンを「実の…
  • 8
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 9
    【クイズ】韓国でGoogleマップが機能しない「意外な…
  • 10
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中