ニュース速報

ビジネス

米ハイテク株主導で続伸、ダウ週間で4週連続値下がり

2020年09月26日(土)06時42分

米国株式市場は続伸し、ダウ工業株30種は358ドル高で取引を終えた。ハイテク株への買いが続いたことで、相場が全般的に押し上げられた。写真は21日、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2020年 ロイター/Andrew Kelly)

[25日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、ダウ工業株30種<.DJI>は358ドル高で取引を終えた。ハイテク株への買いが続いたことで、相場が全般的に押し上げられた。一方、週間ではダウ平均とS&P総合500種指数<.SPX>がそろって4週連続で値下がりし、値下がり期間としては昨年8月以降で最長となった。

ナスダック総合指数<.IXIC>の調整局面入り以降、売りがきつかった銘柄を買い戻す動きが見られる。S&P500も今週、一時的に調整局面入りした。ナスダックは週間で4週ぶりに値上がりに転じた。年初来では22%高。S&P500は年初来で約2%高。

OANDA(ニューヨーク)のシニア市場ストラテジスト、エドワード・モヤ氏は「安値拾いの買いが見られる」とした上で「大型ハイテク銘柄に修正の動きが出ても、投資家はなお米国株を保有したいと考えている。現実として来年、株式相場はさらに上昇すると予想され、ハイテク株が引き続きけん引役となるだろう」と述べた。

アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、エヌビディアは軒並み2%強値上がりした。

一方、新型コロナウイルス経済対策を巡る不透明感から、投資家の不安も強まっており、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数)<.VIX>は高止まりしている。この日は7.68%低下。

BMOグローバル・アセット・マネジメント(シカゴ)のポートフォリオマネジャー、マイク・ダウドール氏は「経済は夏にかけて素晴らしい回復を見せていたが、秋に入ってからは、特に景気対策の多くが先細りし始めていることから、わずかながら脆弱さが増している」と述べた。

航空機大手ボーイングは6.8%高。米連邦航空局(FAA)のディクソン長官が来週、自ら737MAX型機の評価飛行を行うことになった。また欧州航空安全局(EASA)は、11月中に同機の運航再開を承認する可能性があると明かした。

会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールは1.27%安。第4・四半期(8月30日終了)決算は、売上高と実質1株利益が市場予想を上回ったものの、新型コロナウイルスなどに関連して多額の経費を計上した。

バイオ医薬品のノババックスは10.9%高。英国で新型コロナワクチン候補の後期臨床試験(治験)を開始した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.30対1の比率で上回った。ナスダックでは2.94対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は88億9000万株。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ジャーナリストの投獄、世界で330人と依然高水準 

ワールド

デンマーク外相、トランプ氏の武力不行使発言を評価 

ビジネス

米中古住宅仮契約指数、25年12月は9.3%低下 

ワールド

FRB議長候補は「就任すると変わる」、トランプ氏が
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 2
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の核開発にらみ軍事戦略を強化
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 6
    飛行機よりラク? ソウル〜釜山「110分」へ――韓国が…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    「怖すぎる...」モルディブで凶暴な魚の群れに「襲撃…
  • 9
    宇宙人の存在「開示」がもたらす金融黙示録──英中銀…
  • 10
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 8
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 9
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中