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ドル8週ぶり高値、世界経済の回復に疑問=NY市場

2020年09月24日(木)06時04分

ニューヨーク外為市場ではドルが4日連続で上昇し、約8週ぶり高値を付けた。新型コロナウイルス感染が拡大する中、世界経済の回復ペースを疑問視する見方が広がった。2017年6月撮影(2020年 ロイター/Thomas White)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが4日連続で上昇し、約8週ぶり高値を付けた。新型コロナウイルス感染が拡大する中、世界経済の回復ペースを疑問視する見方が広がった。

ユーロ圏の9月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.1となり、前月の51.9から低下。成長が事実上足踏み状態になったことで、コロナ感染を抑制するための新たな制限措置が景気回復を損ねるとの懸念が強まった。

米国の9月総合PMI速報値も54.4と、8月の54.6から低下した。

BofA証券(ニューヨーク)のシニアFXストラテジスト、ベン・ランドル氏は「当初かなり楽観的だった世界経済のリスクを見直す動きが続いている。コロナや成長に関するニュースは暗い」とした上で、「経済指標がさえない中、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言は全般的に予想ほどハト派的でない」と述べた。

FRBのクラリダ副議長は23日、インフレ率が2%に到達するまで利上げを検討さえしないと表明した。これについてランドル氏は、インフレが問題になった場合に備え、FRBは予防的な利上げカードを残していると指摘した。

マッコーリー(ニューヨーク)の国際金利・通貨ストラテジスト、ティエリー・ウィズマン氏は、FRBの中長期的な目標を巡って不透明感が根強く「FRB当局者の発言も非常にあいまいだ」とした上で、「過去数カ月間、ドルをショート(売り持ち)にしてきた投資家は、ここにきてポジションを巻き戻している」とした。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し0.43%高の94.385。一時94.435と7月24日以来の高値を付けた。

ユーロ/ドルは0.42%安の1.1657ドル。一時1.16515ドルと7月27日以来の安値となった。

ポンド/ドル は0.09%安の1.2719ドル。一時1.2676ドルと7月下旬以来の安値を付けた。豪ドル は1.34%安の0.7078ドル。ニュージーランドドルは1.39%安の0.6521ドル。

ドル/円 NY終値 105.37/105.40

始値 105.01

高値 105.48

安値 105.01

ユーロ/ドル NY終値 1.1659/1.1663

始値 1.1707

高値 1.1713

安値 1.1652

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