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ブリヂストンが収益悪化でべチューン工場閉鎖へ、フランス反発

2020年09月16日(水)20時37分

 9月16日、ブリヂストンは、欧州の乗用車用タイヤ市場の収益構造悪化などを踏まえ、仏べチューン工場の閉鎖に向けて関係者と協議に入ったと発表した。写真はブリヂストンのロゴ。都内で2016年1月に撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai )

[東京/パリ 16日 ロイター] - ブリヂストン<5108.T>は16日、欧州の乗用車用タイヤ市場の収益構造悪化などを踏まえ、グループ会社ブリヂストン フランス エスエーエスが保有する仏べチューン工場の閉鎖に向けて関係者と協議に入ったと発表した。乗用車用タイヤを生産する同工場の従業員数は863人で、生産能力は1日約1万7000本。

連結業績に与える影響は算出可能になり次第、速やかに開示するとしている。

フランスのボルヌ労働相とパニエリュナシェ経済閣外相は連名で声明を発表、工場閉鎖は全く同意できないとし、「欧州内の別の工場のためにべチューン工場への投資を長年怠ってきた」と指摘した。

*フランス政府の反応を追加しました。

ロイター
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