ニュース速報

ビジネス

豪NAB、返済リスク高い住宅ローン顧客に早期の物件売却促す

2020年08月14日(金)14時30分

 8月14日、豪大手銀、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のロス・マキューアン最高経営責任者(CEO)は、住宅ローンの返済が滞るリスクが高い顧客に対して、保有物件の早期売却を検討するよう促した。写真はシドニーで2017年8月撮影(2020年 ロイター/David Gray)

[シドニー 14日 ロイター] - 豪大手銀、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のロス・マキューアン最高経営責任者(CEO)は14日、住宅ローンの返済が滞るリスクが高い顧客に対して、保有物件の早期売却を検討するよう促した。

7月の豪不動産価格は3カ月連続の下落となった。ただ、前年同期の水準は依然約7%上回っている。

マキューアンCEOは決算発表後の会見で、保有物件の価値が下がる前に早期に物件を売却したほうがいい時もあると説明し、新型コロナウイルスの影響を受けた顧客に対して、物件の早期売却を検討するよう促した。

NABは、4月以降にローンの返済延期が12%増加し、560億豪ドル(400億米ドル)に達したとし、全体に対する割合は、住宅ローンで約12%、企業向け融資で15%に上昇したと明らかにした。

返済延期手続きをした顧客の半分近くに8月5日までに問い合わせをしたところ、返済再開を希望する人は16%にとどまったという。

4─6月期は、キャッシュ利益が6.1%減の15億5000万豪ドル(11億1000万米ドル)となった。ただ、シティの市場予想(12億6000万豪ドル)は上回った。

不良債権償却額は5億7000万豪ドルで、前年同期の2億4700万豪ドルから増加し、年初からは17億3000万豪ドルに達した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

石油・ガス危機、過去の全て合わせたよりも深刻=IE

ビジネス

日経平均は小幅続伸、停戦期待と原油高で方向感欠く動

ビジネス

インタビュー:4月利上げは五分五分、基調物価2%到

ビジネス

ユーロ圏インフレ期待、急速に高まるリスク=ブルガリ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 4
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 5
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 6
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 7
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 8
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 9
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 10
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中