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アジア株式市場サマリー(3日)

2020年07月03日(金)20時01分

[3日 ロイター] - 中国株式市場は4日続伸。政府が景気対策を進めるなか好調な経済指標が発表されたことを好感した。

上海総合指数<.SSEC>終値は62.2433ポイント(2.01%)高の3152.8126。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数<.CSI300>終値は83.751ポイント(1.93%)高の4419.596。2015年7月1日以来の高値で引けた。

週間では上海総合指数は5.8%上昇し、昨年3月以来の大幅な上げ。CSI300指数も5.8%上昇し、2015年11月以来の好調な上げとなった。

6月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は58.4となり、5月の55.0から上昇、2010年4月以来の高水準となった。[nL4N2EA0L8]

中原証券のアナリストは、石炭、非鉄金属、保険、不動産など、成長株よりは低バリュエーションの大型株などに投資が向かっていると指摘した。

中信証券(CITIC証券)と中信建投証券の合併が報じられるなか、証券株が出来高を伴い急上昇した。[nL4N2E9451]

香港とのストックコネクトによる資金流入が2日に過去最大になるなど、国外勢の買いも相場を支えている。

香港市場も続伸して引けた。今週施行された香港国家安全維持法が本土からの企業上場を呼び込むとの思惑から、週間でも1カ月ぶりに上昇した。

ハンセン指数<.HSI>終値は248.93ポイント(0.99%)高の25373.12。

ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>終値は186.43ポイント(1.85%)高の10243.29。

国家安全法で香港の自由は制限されるが、本土との金融面での結びつきが強化されると市場関係者は指摘している。米国が香港への優遇措置撤廃に動いているが、影響は限定的とみられている。

6月の中国サービス部門PMIの上昇も支援材料だった。

シドニー株式市場は続伸して終了。ヘルスケア株が上昇をけん引し、週間ベースで約1カ月ぶりの上昇率を記録した。6月の米雇用統計が強い内容だったことやオーストラリアの小売売上高が過去最高の伸びとなったことから、景気回復への期待が高まった。  

S&P/ASX200指数は4日続伸。6月11日以来の高値で引けた。週間の上昇率は2.6%と、6月5日までの週以来の大きさ。

5月の豪小売売上高は4月の歴史的な落ち込みから回復し16.9%増と過去最大の伸びを示した。これは、4─6月期の個人消費が当初恐れていたほど弱くはないことを示唆している。  

コモンウェルス・セキュリティーズの市場アナリスト、ジェームズ・タオ氏は豪小売売上高について、経済にとって「芽吹き」であり、良い兆候だと指摘。さらに「今週は今のところとても良い。米市場が休場で確実に材料が若干奪われるため、多少の利食い売りが見られた」と話した。  

豪州で3日、人口が2番目に多いビクトリア州での新型コロナ感染者の急増が落ち着いたことで、国内の新規感染者が減少したことも投資家心理を支えた。

ソウル株式市場の株価は続伸して引けた。米国の就業者数の伸びが過去最大となった6月の米雇用統計を受け、4週間ぶりの上昇率を記録した。ただ、新型コロナウイルス感染者が世界で急増していることへの懸念が一段の上昇を抑えた。

 総合株価指数(KOSPI)は週間では0.832%上昇した。

 BNK証券のアナリストは、株価は米雇用統計の改善でおおむね上昇したと強調。昨今の堅調な中国市場も地合いの押し上げに寄与したと付け加えた。

 海外勢は120億ウォン(約1001万ドル)相当の買い越し。

(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)

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