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米アマゾン、印通信バーティ出資で初期段階の協議 20億ドル規模

2020年06月04日(木)19時54分

 6月4日、米アマゾン・ドット・コムがインド3位の通信会社バーティ・エアテル株式少なくとも20億ドル相当を取得する方向で初期段階の協議に入っていることが関係筋の話で分かった。フランスのロウィン・プランクで4月22日撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)

[ニューデリー/香港 4日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムがインド3位の通信会社バーティ・エアテル株式少なくとも20億ドル相当を取得する方向で初期段階の協議に入っていることが関係筋の話で分かった。インドのデジタルエコノミーに対する米ハイテク大手の関心の高さを物語る。

合意がまとまれば、アマゾンは、バーティの現在の市場価値で換算して約5%の株式を保有することになる。

最近、バーティと競合する「ジオ・プラットフォームズ」を傘下に置く複合企業リライアンス・インダストリーズには、フェイスブックやKKRなど名だたる企業の出資が相次ぎ、出資総額は100億ドルに達している。

アマゾンとバーティの協議について、3人の関係筋のうちの2人は、交渉は初期段階で条件の変更や合意に至らない可能性もあると述べた。

アマゾンの広報は、憶測にはコメントしないとしている。

バーティは、提供するサービスやコンテンツなどについて、あらゆるデジタル事業者と常に連携しているとした上で、「それ以外で発表する事項はない」と声明で述べた。

ロイター
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