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ドル108円後半、イースター休暇控え持ち高調整主体

2020年04月09日(木)15時14分

 4月9日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半。写真は2017年6月撮影(2020年 ロイター/Thomas White)

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半。この日は、イースター休暇を控えた持ち高調整が主体となり、主要通貨ペアの値動きは小幅に留まった。今夜には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)、石油輸出国機構(OPEC)プラス会合を控え、投機筋も売買を手控え気味だった。

ドルは108円後半でオセアニア時間の取引を開始した後、仲値にかけて実需の買いで109.06円まで上昇した。しかし海外時間の高値(109.10円)には及ばなかった。市場では「明日からのイースター休暇を控え、きょうも早めに仕事を切り上げる参加者もいるようだ。値動きは緩慢になっている」(アナリスト)との声が出ていた。

パウエル議長はきょうウェブ配信で経済状況について説明する予定で、足元の危機に関するFRBの認識について手掛かりを示す可能性がある。シンクタンクのブルッキングス研究所が主催するウェブ配信で午前10時(日本時間午後11時)から事前に準備した文章を読み上げ、その後質疑応答が行われる。

ユーロは1.08ドル後半、対円では118円前半で底堅さを保った。

前日の欧州序盤には、ユーログループが新型コロナウイルス対策を巡る協議を中断したことが伝わり、ユーロが対ドルや対円で急落する場面があった。

ユーログループはきょう話し合いを再開し、意見の相違点を埋める見通しで、市場では早期合意に対する期待が広がっている。当局者によると、各国政府への信用供与に付随する条件をめぐるイタリアとオランダの意見の相違が行き詰まりの原因だという。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成される「OPECプラス」はきょう会合を開く予定。

米原油先物の中心限月は目下1バレル=25.92ドルと8日の清算値(25.09ドル)を上回っている。減産合意への期待感が上昇をけん引しているもようだが、今回の会合で十分な減産の合意ができなければ、原油価格と相関が強いユーロ売りにつながる可能性がある。

米ロ首脳らは日量1000万―1500万バレルの減産を協議すると言及しているが、市場関係者の間では、合意できたとしても400万―500万バレル程度にとどまるとの観測も浮上している。

FRBが8日公表した3月3日と15日の緊急FOMC議事要旨では、新型コロナウイルスの発生が米経済に悪影響を及ぼし、金融市場を混乱させた迅速さに懸念を強め、「強力な措置」の決定につながったことが分かった。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 108.88/90 1.0854/58 118.19/23

午前9時現在 108.91/93 1.0858/62 118.31/35

NY午後5時 108.81/84 1.0856/60 118.14/18

(為替マーケットチーム)

ロイター
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