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米金利先物、FRB議長声明で一段高 複数回の年内利下げ示唆

2020年02月29日(土)05時56分

2月28日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大で金融市場が動揺し、経済に対するリスクが高まる中、連邦準備理事会(FRB)が来月の連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利下げに踏み切る確率は100%であることが市場で織り込まれている。写真は2016年10月、ワシントンのFRB(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[28日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染拡大を受けたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の声明発表を受け、米金利先物はこの日の高値を更新し、FRBが年内に複数回の利下げを実施することを示唆した。

パウエル議長はこの日、声明を発表し、米経済は引き続き底堅いものの、新型コロナウイルスの感染拡大が経済へのリスクになっており、景気の下支えに向けFRBとして適切に対応すると表明した。[nL3N2AS592]

CMEグループのフェドウオッチによると、米金利先物市場が織り込んでいる、FRBが3月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定する確率は100%。利下げ幅については25ベーシスポイント(bp)と50bpで五分五分となっている。

*情報を追加しました。

ロイター
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