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中国当局、国有企業の海外デリバティブ取引管理を強化
2020年01月21日(火)17時23分
1月20日、中国の国有資産監督管理委員会(SASAC)は、国有企業に対し、海外のデリバティブ取引の管理を強化するよう命じた。写真は北京で2015年10月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[上海 20日 ロイター] - 中国の国有資産監督管理委員会(SASAC)は20日、国有企業に対し、海外のデリバティブ取引の管理を強化するよう命じた。
SASACがウェブサイトに掲載した声明によると、国有企業が金融デリバティブ取引を利用できるのはリスクヘッジを目的とする場合のみで、投機的な取引はいかなる形であれ禁止する。
さらに、国有企業は効果的なリスク管理システムを構築し、デリバティブ取引についてSASACに定期的に報告しなければならない。
SASACは、海外のデリバティブ取引で不適切な管理が行われているケースが複数発覚したため、規則を強化すると説明した。
新たな規制によると、ヘッジの上限は年間の現物取引・生産高の90%、商品貿易のヘッジの上限は年間の現物取引高の80%となる。
*内容を追加しました。
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