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ドル113円前半で様子見、日本株高は支え
11月6日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の113円前半。米国の中間選挙を目前に控えて積極的な取引は手控えられた。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)
[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の113円前半。米国の中間選挙を目前に控えて積極的な取引は手控えられた。
ドルは朝方にきょうの安値111.19円を付けた後、午後2時前後にかけて113.36円までじりじり上昇した。米中間選挙を前に様子見ムードが広がる中、「開店休業状態」(国内金融機関)との声も聞かれたが、日本株が堅調に推移したことがドル/円の支援材料となった。
米中間選挙の主なシナリオについては、民主党が下院の過半数を獲得し、上院は共和党が過半数を維持するというものや、共和党が上下両院の過半数を維持するというものなどがある。仮に後者のシナリオが実現した場合、米株高・ドル買いで反応するイメージがあるという。
午後はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。ロイター調査によると、アナリスト39人中38人が据え置きを予想しており、外為市場の反応は限定的だった。
一方、英ポンドは朝方から堅調に推移した。一時147円後半と10月17日以来3週間ぶり高値をつけた。英紙ロンドン・タイムズが5日、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、EUがアイルランド国境問題の打開に向けた譲歩案を提示する見通しと報じたことが手掛かりとなった。
ドル/円
午後3時現在 113.32/34 1.1402/06 129.23/27
午前9時現在 113.25/27 1.1407/11 129.19/23
NY午後5時 113.18/21 1.1406/08 129.14/18
(為替マーケットチーム)