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英銀行規制、EU離脱後の後退に警鐘=ウッズ中銀副総裁

2019年05月17日(金)01時35分

[ロンドン 16日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のウッズ副総裁は16日、欧州連合(EU)離脱後に銀行規制を弱めないよう警告した。

スイスで開催中の会合で「(金融規制は)ほぼ現在の水準を維持すべきで、どのようなものであれ弱めようと考えるべきでない」と述べた。

英財務省や議会委員会、英金融行動監視機構(FCA)は、EU離脱後の金融規制について見直し作業を始めている。

英国で適用される多くの規制がEUのもので、一部議員らはEU離脱で規制を修正し、ロンドンが国際金融センターとして競争力を維持することが可能になると指摘する。

それらは英国が離脱後、どのような形でEU市場へのアクセスを確保できるかなどにかかっている。

ウッズ氏は、変化への対応スピードを上げるため、規制スタイルを変更することも可能と指摘した。

英国は従来、議会が包括的な変更を承認し、日々の運用は規制当局に任せてきた。ウッズ氏は「代わりに、従前のEUや英国のアプローチを複製したものでないハイブリッド型のアプローチを採用することも可能だ」と訴えた。

ロイター
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