ニュース速報

前場の日経平均は反落、一時200円安 2万1000円の攻防

2019年05月16日(木)12時11分

[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比132円95銭安の2万1055円61銭となり、反落した。通商問題への懸念が根強く、朝方から幅広い業種で売りが先行。株価指数先物への売りも相場を押し下げ、一時200円超に下げ幅を拡大した。その後、日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑が下支えとなり、前場引けにかけて下げ渋った。

前日の米国株市場はトランプ米大統領の輸入車追加関税の判断延長の報道を好感したが、東京市場はその流れを引き継がなかった。「米国側が優位に交渉を進めていく状況に変わりはない」(国内証券)との見方が広がるにつれ、小じっかりだった一部の自動車株はマイナス圏に沈んだ。

トランプ政権が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を標的とした引き締め措置を発表した ことも米中対立の先行き不透明感を強め、投資家心理を冷やした。

チャートでは節目の2万1000円の攻防となっている。同水準を明確に割り込んできた場合は、トレンドフォロー系の短期筋から指数先物に新たなショートも入りやすいとの見方も出ていた。

TOPIXは0.61%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1282億円だった。東証33業種では、海運、石油・石炭、証券、鉄鋼などが値下がり率上位となった。半面、電気・ガス、倉庫・運輸関連、建設など内需・ディフェンシブ系が値上がりした。

市場からは「国内企業の決算発表が一巡し、業績がそれほど良くないことが確認された。あらためて売られやすい地合いとなっている」(SBI証券の投資情報部長、鈴木英之氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり756銘柄に対し、値下がりが1302銘柄、変わらずが81銘柄だった。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 9
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 10
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中