ニュース速報

米小売売上高、2月は予想下回る0.2%減 米経済鈍化の兆し

2019年04月02日(火)02時38分

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した2月の小売売上高は前月比0.2%減と、市場予想の0.3%増に反してマイナスに転じた。米経済が鈍化している最新の兆しとなった。

1月の数字は当初発表の0.2%増から0.7%増へ上方改定された。

2月の前年同月比は2.2%上昇だった。

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア指数は前月比0.2%減だった。1月の数字は当初発表の1.1%増から1.7%増へ上方改定された。

コア売上高は国内総生産(GDP)の消費支出に最も近いとされる。消費支出は米経済の3分の2以上を占める。1月のコア指数は上方改定されたものの、18年12月に付けた2%超のマイナスを相殺するには至らなかった。緩慢な第1・四半期国内総生産(GDP)予想は変わらないとみられる。現在の予想は最低で年率0.8%増だ。18年第4・四半期は2.2%増、第3・四半期は3.4%増だった。

2月の小売売上高の内訳は、建材・園芸が4.4%減と、12年4月以来の大幅な落ち込みとなった。衣料は0.4%減。家具は0.5%減だった。食品・飲料は1.2%減と、09年2月以来の大幅な落ち込みだった。電子・家電は1.3%減と、17年5月以来の大幅なマイナスだった。

一方、自動車は0.7%増と、前月の1.9%減から持ち直した。ガソリンスタンドは1.0%増。ガソリンの値上がりを反映したとみられる。オンライン小売は0.9%増。外食は0.1%増だった。運動・娯楽は0.5%増だった。

2月の落ち込みは、税還付の遅れも影響したとみられる。また、18年1月に導入された税制改正によって税還付額が平均して例年より減っている。寒波や雨天も2月の売り上げに影響した可能性がある。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中東紛争4日目、攻撃広がり犠牲増加 想定以上に作戦

ビジネス

ニデック第三者委「永守氏が一部不正容認」、業績圧力

ビジネス

ユーロ圏消費者物価、2月1.9%に加速 懸念される

ビジネス

中東紛争でインフレ加速も、世界経済への打撃は軽微=
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中