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正午のドルは109円後半、中国の景気減速懸念続く
2019年01月21日(月)15時28分
[東京 21日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の109円後半。朝方の取引でドルは、週末のニューヨーク市場でドルが買われた流れを引き継ぎ、109.76円まで上昇した。
その後は、仲値後に109.47円まで下落。日経平均が上げ幅を縮小したことなどが背景と見られる。
午前11時に発表された一連の中国経済指標では、鉱工業生産の伸び率が市場の事前予想を上回る一方で、他の指標はほぼ予想通りだった。第4四半期のGDP伸び率は、前年比6.4%増で市場予想通りだったが、伸び率は2009年第1四半期以来の低さとなった。
中国国家統計局は、中国経済は減速したが、ここ2カ月で安定の兆候を示しているとの認識を示した。市場では、「14日に発表された(中国)12月の輸出入統計が予想外に弱かったので、市場は中国の景気減速に対する警戒モードをまだ解いていない」(国内銀)との声が上がっていた。
12月の中国の輸入は前年比7.6%減、輸出は同4.4%減だった。市場は輸出入共に前年比増を見込んでいた。きょうは英国のメイ政権がEU離脱代替案を提示する期限であり、注目される。
*改行を入れ、フォーマットを修正しました。
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