ポルトガル議会は12日、13歳から16歳の子どもが交流サイト(SNS)を利用する際に親の明示的な同意を義務付ける法案を第1読会で可決した。
与党・社会民主党の法案起草者は、インターネット上のいじめや有害コンテンツ、悪意のある個人から子どもを守るために規制が必要だとしている。
保護者は「デジタルモバイルキー(DMK)」と呼ばれる公的システムを用いて同意を与える。この規制により、13歳未満の子どもがSNSやオンライン賭博サイトなどにアクセスすることを禁じる現行規制の執行も強化される。IT企業側にはDMKと互換性のある年齢確認システムの導入が義務付けられる。法案は最終採決前に修正される可能性がある。
子どものSNS利用を巡っては、オーストラリアで昨年12月、フェイスブック、スナップチャット、ティックトック、ユーチューブなどへの16歳未満のアクセスを禁止する世界初の規制が発効。フランス下院は1月、15歳未満のSNS利用を禁止する法案を可決した。
社会民主党のパウロ・マルセロ議員は、規制を無視するIT企業には全世界の売上高の最大2%に相当する罰金が科せられる可能性があると述べた。
[ロイター]

Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。
鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます