政権与党の座を維持しようとする自民党の「性」
低所得者支援のニュアンスが強く、リベラル政党である立憲民主党が強く導入を主張してきた給付付き税額控除が、高市政権になって急に前に進み始めているのはまさにその典型といえるだろう。
利用できるものは何でも利用し、政権与党の座を維持しようとするのは自民党が持つある種の性ともいえる。少数与党に転落した現在もその力学が働いていると見なすことが可能だ。
今回の予算案が大きな変更なく国会を通り、6月にも取りまとめが予想される経済対策の規模がそれほど大きくなかった場合、高市積極財政は事実上、消滅することになるかもしれない。
【関連記事】 日本だけ給料が上がらない謎...「内部留保」でも「デフレ」でもなかった本当の元凶 日本の「財政破綻」は、本当にあり得ない? 政府債務のウソとホント
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。
鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます