新型コロナウイルスの発生源とされる中国の湖北省武漢市で13日、1100万人の市民全員を対象とした新型ウイルス検査が開始された。同市のロックダウン(都市封鎖)は4月8日に解除されたばかり。中国ではここ数日、同市などでクラスター(集団感染)が発生している。

武漢市武昌区が発行した検査通知によると、核酸増幅検査(NAT)と抗体検査の双方を実施する。市内の少なくとも2地域が検査実施の通知を直接配布したほか、オンラインで問診票を送付した。

特に力を入れる検査対象は、感染確認例と無症状感染者、それらの濃厚接触者、発熱している患者、教育・医療・運輸・金融機関・流通の従事者、政府関係者、海外からの帰国者、仕事のため武漢を離れる予定の人──の12分野に該当する人。これらについては「検査率は100%に達しなければならない」としている。

漢口地区の市民によると、検査はすでに開始されているという。

武漢市当局からのコメントは得られていない。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・緩むとこうなる?制限緩和を試みた韓国にコロナのしっぺ返し
・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 3月下旬以来の少なさ
・WHO、複数の新型コロナウイルス治療薬に注目 ワクチン開発は難航と予測
・韓国・梨泰院のクラスター、新型コロナ感染102名に ゲイの濃厚接触者の追跡がネックに


20050519issue_cover_150.png
2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます