グレーのつば広帽子に、ウエストをベルトで絞ったブラウン系のジャケット。落ち着いた色合いの装いに身を包み、沿道の人々に笑顔で手を振る女性は、デンマークのメアリー王妃だ。
11月1日、王妃は首都コペンハーゲン北部のディアハーヴェンで開催された伝統行事「フベルトゥス狩猟会」に出席した。
この行事は、かつて王侯貴族が馬に乗って獲物を追った狩猟の伝統を受け継ぐもの。1900年から一部の例外を除いて続けられており、今年も数千人の観客が集まった。
現在は実際にキツネを狩ることはなく、キツネの尾を身につけた2人の騎手が先導。参加者たちは約11キロのコースに設けられた32の障害物を越えながら、馬を走らせる。
メアリー王妃は歴史あるエルミタージュ宮殿のバルコニーやコース沿いから競技を観覧し、終了後には優勝者に賞を授与した。
注目されたのは、王妃の洗練されたファッションだ。英国の『Tatler』や米国の『Town & Country』なども、乗馬文化を思わせるクラシックな装いを紹介。チェック柄のスカートやブラウンのブーツを合わせたスタイルが、秋の風景に溶け込んでいた。
デンマーク王室は公式インスタグラムで当日の様子を公開。王妃が笑顔で手を振る姿や、伝統行事の華やかな雰囲気が映し出されている。
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