アメリカの中間選挙で共和党が敗北した。イランは共和党の敗因がイランとの戦争にあるとして、トランプ大統領を嘲笑っている。
一方、紛争の動向を監視する専門家らは、中東で再び武力衝突が激化する危険性が高まっていると警告している。
イラン革命防衛隊(IRGC)の最高司令官顧問を務めるハミドレザ・モガッダムファルは、「アメリカの選挙でトランプ氏の政党が惨敗したのは、イランに戦争を仕掛けたアメリカが手痛い敗北を喫したからだ」と述べた。
アメリカとイスラエルが2月28日にイランへの共同攻撃を開始すると、イランは報復としてホルムズ海峡を封鎖した。その影響で、アメリカ内だけでなく世界各地で燃料価格が上昇した。
トランプはFOXニュースに対し、中間選挙の結果にはイランとの戦争と、それに伴う原油価格の上昇が一部影響したと語った。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナル紙との別のインタビューでは、イランへの共同攻撃を開始したことに後悔はないとし、「私は正しいことをした。同じ状況になればまた同じことをする」と述べた。
イランのタスニム通信によると、モガッダムファルは、民主党が上院と下院の両方で過半数を獲得した今回の選挙について、「事実上、戦争の結果に対するアメリカ民の大規模な審判だった」とも述べた。
しかし、武力紛争位置・事象データプロジェクト(ACLED)の新たな報告書は、より大規模な紛争が再び勃発する危険性を警告している。
10月、イランは海上で30件の攻撃を行い、アメリカもイランの施設への攻撃を再開した。
本誌はホワイトハウスにコメントを求めている。